皆様いかがお過ごしでしょうか。
季節が夏から秋へ進み、ベストシーズン到来。絶好の自転車日和です。
その中で、メンテナンス作業をご依頼いただきました。
魅力には気が付いていたから私の中では敢えて通らなかった。
この度、取り扱う事が決定した新規ブランド、KONAのRove STを徹底的にオーバーホールさせて頂いたので、新商品紹介より先に、私がフォーカスした点、魅力、そしてメリットと相反するデメリットもご紹介いたします!
7年間ご活躍されたROVE ST、色々不具合があったので全て改修させて頂きました。
各所にケージをお付けになり走られていた後を散見致しました。
私はKONA をフルスペックオーバーホールは初めてで、腕に撚りを掛けてやらせて頂きました。
お持ち込みいただいた時は、シフターの位置が不安定でチェーン落ち。
ローギアに入れた時にチェーンを落ちてディレーラーがもげそうな状態。
かなりご活躍になった形跡。
初見の状態で概算のお見積もりをお知らせしました。
スチール製では珍しい24ホールのホイール。シートポストを抜き、内部を確認。
スチールの薄さが顕著にわかる場所です。チューブのテーパーが何方に入っているか?を確認。
ああ、これは!シートポストやシートチューブ内部は茶色い錆だらけでした。
シートポストを抜いた時にフレームのダメージと、どんな乗り方だったかを確認。
その関連で確認する場所はココです。
BBの裏側のケーブルガイドが嵌ったままだった。
フロントシングルフルアウターのバイクには必要ないので今回は取り外しました。
お預かり当初はワイヤーガイドで水抜きの穴が無くなていました。
だからBBが錆まみれ。それだけ活躍したバイク。バイクも喜んでますね!
季節が進むと天候不順で雨に降られてしまう事もあると思います。
結構しっかり降られたな。。
そんな時はシートを抜いて逆さにしておくと水は抜けやすくなります。
油圧ブレーキじゃ無いバイクは偶にひっくり返して水抜いて下さい。
でもね、この価格感で極めて素晴らしいフレームワーク!を持っています!これは凄い!乗り味がマイルドなので、クロモリの張りと、しなりを感じて頂けるはずです。
フレーム各所の肉抜き工夫の恩恵で軽量化出来ています!
トレードオフになる部分として、メカが得意じゃない方には掃除のし難さも相対的にあるフレームとも言えますが、バイクフレームは凄く良い!軽量化のために各所に工夫が施された形状のフレームワーク。流石です!クロモリ完成車ブランドとして、本当に素晴らしい!
タイヤのマークとホイールのバルブ位置が異なっていたので、今度タイヤやチューブを交換する際はタイヤのマークとバルブ位置を合わせると良いかもですね!空気を入れる際に見つけやすくて便利です!
お預かりの際にヘッドにガタがありました。
ヘッドパーツ一度外し、ガタがあったのでココはかなり手を掛けてベアリングのゴロつきを取り、ダメージを確認、そして改修しました。
あまり予算感を掛けず、フルアウターのバイクの整備をする場合について、高額になりやすいSRAMパーツを完成車スペックのパーツと互換を取り組み合わせました。
11速なのでアルテグラグレードのチェーンで動作させています。
ヘッドパーツも入れ直しました。BBもひどい状態、、
必要性を感じてBBのフェイシングとタッピングを3回行いました。
オーバーホールとは点検清掃整備、そして必要なパーツ交換の事です
ローギア内側に繰り返しチェーン落ちしたことで7本のスポークが折れていました。
その為リアのホイールは組み直し。そしてリアハンガーは何とか修正し適正位置へ。
チェーン落ちによく見られる現象です。
変速がおかしくなったら数年に一度、オーバーホールをご検討ください。

今回交換したのは、チェーン、ホイール組直し、バーテープ、ワイヤーケーブル類、BBでした。
KONAはSURLYに比べても個性の違う、本当に凄くいいバイクだと思いました!
お調べすると色々なタイプのROVEが多種多様に製作されている。カナダの総合スポーツバイクブランドです。
SURLYだけでなく、KONA BICYCLESも是非ご検討ください!